新型インフルエンザ(鳥インフルエンザH5N1や豚インフルエンザH1N1などの人間感染型)に関する知識とそれへの対策についてまとめてみました。新しい情報は随時追加します。



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新型インフルエンザはアメリカではすでに推定10万人に感染している。

もちろん推定だけれどもCDCのメンバーの一人の見解だから

でたらめではない、一つの考え方に基づく数値と言っていいだろう。


<新型インフル>米国内「10万人超感染」…CDC見解

5月16日11時31分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090516-00000021-mai-int

 【ワシントン小松健一】米疾病対策センター(CDC)のジャーニガン・インフルエンザ部副部長は15日の記者会見で、米国内の感染者が公式集計よりはるかに多く、現在の実際の感染者は「全米の症状の広がりからみて、10万人以上と言ってもいいだろう」との見解を明らかにした。

 CDCが感染実態の推計を示したのは初めて。これまでも、(1)感染しても軽症のため医師の診察を受けない人も多い(2)地方によっては感染の検査をしていない--などの理由から、CDCの集計は「氷山の一角」との認識を示していた。

 ジャーニガン副部長は全米で例年、季節性インフルエンザに感染する人が、人口の7~10%にあたる2100万~3000万人に上ると指摘。新型インフルエンザについては、4月からの感染の拡大状況などから「10万人以上」と推計できるという。「米国のいくつかの地域では数千人が感染したと疑われる報告もある」とも語り、全米の実態調査を続けているという。


そうした状況は遠からず日本にも訪れると思う。

では、我々一般人、あるいは一般臨床医は何をなすべきか?

感染した際にどのように対応するかの、心づもりを持っておくことだ。


アメリカのやはりニューヨークタイムズの記事から拾ってみる。

Drugs Urged for Swine Flu in Pregnancy

Pregnant women who get swine flu are at such high risk of complications like pneumonia, dehydration and premature labor that they should be treated at once with the antiviral drug Tamiflu ― even though it is not normally recommended in pregnancy, the Centers for Disease Control and Prevention said Tuesday.

妊娠してる女性は新型インフルエンザに感染した場合に肺炎、脱水症状や早産などの合併症を引き起こしやすいことから、新型インフルエンザ感染が疑われる場合には速やかに抗インフルエンザ薬の投与を受けるべきである、通常は妊婦への投与は推奨されていないのだけれども と、CDCが発表している。


と言うのがこの記事のイントロダクション

中身を簡単に書くと、タミフルやリレンザは通常は妊婦に用いない。

それは安全かどうかの人間での確認が不十分だから。
(サリドマイド以降の新しい薬はほぼすべて確認不十分である。)


しかし、アメリカでの死亡例の一人が33歳の妊婦で

20人ほどの妊婦の感染例で数名が肺炎を起こしていることから

妊娠はインフルエンザ感染の際に重大な合併症を起こすリスクと考えるべきだ

そう考えられているということだ。


アメリカでも日本同様、妊婦さんは薬を飲みたがらない。

医者も同じ区で処方を避けようとする。

しかし、弱毒性とは言っても今回の豚インフルはその態度は危険を招く。


新型インフルエンザと疑われた時点で、

あるいは感染者との濃厚接触が確認された時点で

妊婦ほど積極的にタミフルやリレンザを使用すべきであるというのだ。


もちろん、「絶対に安全な」薬なんてあり得ない。

しかし、使うことによる副作用のリスクと

その薬を使わないで病気に立ち向かうリスクとでは

後者の方がはるかに胎児にとって危険と判断できるということだ。


新型インフルエンザの感染で重症化しやすいリスクが高いのは


1.喘息などの呼吸器疾患の方

2.糖尿病や肥満の生活習慣病の方

3.免疫不全状態の方

4.心臓循環器系の持病を持つ方

5.妊婦さん


これを心がけておこう。

それで妊婦さんにお願いなのだが、

もしもあなた自身がインフルエンザのような兆候を感じたら、

あるいは身近でそう言う人が出て不安を感じたら、

かかりつけの産婦人科にいきなり行かずに、
あるいはかかりつけの内科にもいきなり行かずに、
かならず電話で確認を取ってほしい。



状況を説明して、できれば症状のない家族にマスクをさせた上で

薬をもらいに行ってもらうように。

平日の9時から17時であればまず保健所に電話を。


産婦人科であれ、内科であれ、むやみに医療機関に駆け込むことは

あなた自身と、その病院に来ているほかの患者さんのリスクを高めるだけだ。

迅速に、だけど冷静に、行動しよう。
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関連タグ : インフルエンザ感染, 妊婦, ハイリスク, 肺炎, 死亡例, アメリカ, 新型インフル,

Googleで「google map swine flu」と検索すると、

現在の世界の感染状況が地図上に表示される。

新型インフルエンザ感染状況の地図



拡大するとそれぞれの地域での感染状況が分かる。


アメリカではもはや30週にその地図が広がり、

日本人観光客が行くような州や都市、そこの空港は、

ほとんどどこに行っても感染の機会たっぷりだ。

アメリカ大陸のインフルエンザ感染地図



↑これおもしろい♪


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関連タグ : アメリカ, インフルエンザ感染マップ, 豚インフル, GoogleMap,

豚インフルエンザの症状に関してヤフーニュースにも詳しいものが出ていました。

YouTube動画を見て前の記事を書いている間に出ていたのですが、

内容的には前の記事で紹介した動画と同じことです。

豚インフルエンザに感染した場合の症状は発熱、吐き気、おう吐に下痢



この新たな記事で怖いのは、ニューヨークの学校で

生徒200人に感染している可能性が報じられたということ。
[豚インフルエンザ、アメリカの学校で集団感染か?]の続きを読む

関連タグ : 豚インフルエンザ, 消化器症状, アメリカ, 学校, 集団感染, WHO, 危険レベル,

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