豚インフルワクチンと季節性ワクチンとの生産振り分けは簡単なこと

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豚インフルエンザワクチン対策で、どうするかで悩んでいるみたいだ。


舛添要一厚生労働大臣は迅速な対応をする発言をしたと思うよ。

「季節性インフルエンザ用の製造を一時停止しても、
 豚インフルエンザワクチンを優先する」

これは国民に安心感を与える。



しかし同時に、毎年普通に流行するインフルエンザ感染で

高齢者中心に1万人が亡くなっているのも事実。

季節性インフルエンザワクチン製造の完全停止により

もたらされるリスクは大きい。



理想を言えば、季節性インフルエンザの流行予想株と、豚インフルのウイルス株、

これらをすべて盛り込んだワクチンを作ればいいのだろうけれども、

未知のウイルスに対するワクチンの副作用がもしもひどくて使えないとなったときには

痛手が大きすぎるので今年はそれは無理だ。



でも、これ、簡単な解決策があると思う。


豚インフルエンザで死亡率が高いのは25歳から45歳の年代で、

サイトカインストームが原因だと言われている。

免疫力が強いことが災いして、

免疫細胞が肺組織などを攻撃して死んでしまうのだ。


豚インフルエンザワクチンの開発と生産数は、そうであるなら、

この世代に対応できる数量の生産を中心に進めていくことにすればよい。


つまり、この世代の人口比率に対応した数だけの有精卵などを

豚インフルエンザワクチン製造に向けると決めて進めていけばいい。


この世代以外の人口に対しては、

基本的には季節性のインフルエンザワクチン接種を中心に考える。

豚インフルエンザワクチン接種はせずに、抗インフルエンザ薬で対応していく。


もちろん高齢者に関しては両方のワクチンを接種するのが理想ではあるが、

生産能力の限界があり、どちらも危険度が高いということになれば、

とりあえずは季節性のインフルエンザに対する予防接種中心でも

効果は十分に見込めるだろう。


これは現時点での豚インフルエンザ感染に関する情報から

考える対応策としては適当ではないかと思う。


死亡率はメキシコでは7%前後と非常に高いが、

メキシコにおいては死亡している人のほとんどは25歳から45歳であり、

他の国では高校生が集団感染しても軽症で済んでいたり、

死亡した人の例も今のところは聞かない。


このことから、この豚インフルエンザに感染しても

ひょっとしたらほかの国では大したことがないか、

危険だとしても非常に危険なのは

若い成人のみであると考えることによる対応である。


今年度の生産能力のおよそ半分を豚インフルエンザワクチン生産に向けて、

残りは季節性インフルエンザのワクチン生産に向けておく。


来年度からはこれらを混合したワクチン開発に向けて動く。


これでいいんじゃないかしらん?




もちろん、日本人は幼小児のインフルエンザ脳症の

発症率が飛びぬけて高いことから、

豚インフルエンザ感染でインフルエンザ脳症に陥る小児患者が

結構出るかもしれない。

しかし、これは可能性の推測であり、現時点ではどちらかわからない。


それが怖ければ7歳以下の未就学児童への分も確保する、

と言うことでもいいかもしれない。


しかし季節性のインフルエンザによる脳症発症率と

どちらが高いかはかかってみないとわからないわけで・・・。




う~ん、簡単だと思ったけど迷路かな。(^_^;)



とりあえず、でも、25歳から45歳の世代の人口比率に対応した分は

豚インフルエンザワクチン生産に回す、

残りをどちらにするかは状況を見極めつつ、できるだけぎりぎりまで

判断を待つということでいいんじゃないかと思う。


(竜頭蛇尾って言わないでね^^;)




以下はヤフーニュースから転載

豚インフル ワクチン開発これから/生産能力にも限界

4月28日7時56分配信 産経新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090428-00000076-san-soci

 豚インフルエンザの拡大が続く中、厚生労働省はワクチン製造の検討に入った。ワクチンが開発されれば、ウイルスの感染予防に大きな効力が期待できるものの、すぐには製造できないなど多くの課題が横たわっている。

  [フォト] 豚インフルウイルスの電子顕微鏡写真(1976年撮影)

 インフルエンザにも、Aソ連型、B型といった既存のタイプのウイルスについてはワクチンが存在する。日本でも例年、秋から冬にかけて多くの人が接種している。

 だが、今回流行している、人から人へと感染する豚インフルエンザワクチンは、まだ開発されていない。そのため、厚労省は豚インフルエンザのワクチン製造の検討に入った。状況は各国とも同じとみられる。

 開発に向けた課題は多い。

 そもそも現段階で日本国内には、ワクチンとして培養すべき豚インフルエンザウイルスの株(標本)がまだ存在しない。現在、世界保健機関(WHO)を通じて、米国が持つウイルス株を譲ってもらえるよう交渉中だが、厚労省は「まだなんとも感触を得ていない」という。

 さらに、ワクチンは、鶏の有精卵にウイルスを接種し、培養されたものを不活化処理してつくるが、国内の製造能力は年間2500万~2800万人分と限られる。すでに来冬用の季節性インフルエンザワクチンの製造準備は始まっており、製造能力いっぱいを豚インフルエンザワクチンに振り向けることは不可能だ。

 舛添要一厚労相は27日、「季節性インフルエンザ用の製造を一時停止しても、豚インフルエンザワクチンを優先する」と表明した。

 しかし、「今回のウイルスが、健康被害が軽症なウイルスだとすると、季節性ワクチンの製造をすべてやめて、豚インフルワクチンをつくる必要があるのかということも考えないといけない」(岡部信彦・国立感染症研究所感染症情報センター長)という指摘もあり、バランスをどうとるかも課題だ。

 厚労省の新村和哉血液対策課長は「増産のため、もっと多くの有精卵の確保ができないか。高齢者など、インフルエンザの影響を受けやすい人に接種勧告の対象を絞り込むことはできないかなど、さまざまなシミュレーションをしている」と話す。

 だが、岡部センター長が「通常、次のシーズンに向けて有精卵を確保するわけで、急に2倍の量をつくるといってもできない」とも指摘する。

 ワクチン開発が着手されても、すぐに製品が流通するわけではない。厚労省は「ワクチン株を入手して、最初のワクチンができるまで早くても数カ月かかる」と説明する。

 今回の豚インフルエンザウイルスが、増殖の早いタイプなのか遅いタイプなのかも判明していない。ワクチンの開発を急ぐあまりに、安全性がおろそかになってもいけない。

 厚労省は「新たなデータも今後入ってくるはずなので、ウイルスやワクチンの専門家たちと相談をしながら、慎重かつ迅速に進めていく」としている。


ヤフーニュースの元記事はこちら

豚インフルに効果期待のワクチン製造、でも実現は…

配信元:産経新聞 2009/04/27 23:31

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/247739/








関連タグ : 豚インフルワクチン, 生産能力, 振り分け, 25歳から45歳, サイトカインストーム,

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