弱毒性鳥インフルエンザウイルス(H5N2型やH7N2型)は脅威とならないのか?

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強毒性鳥インフルエンザであるH5N1型ばかりが取りざたされていますが、鳥インフルエンザウイルスはなにもH5N1だけではありません。

H5でいえばH5N2型鳥インフルエンザウイルスというものもあり、これらは弱毒性(低病原性)のウイルスですが、これも人間に感染しうることが分かっています。

実際に1999年から2000年にかけてかなりたくさんの感染者がイタリアで報告されています。

こちらは感染しても死ぬような症状に至ることはほとんどなく、ひょっとしたら感染そのものが見逃されているかも知れません。


同様の弱毒性鳥インフルエンザウイルスとして、H7N2型というものも知られています。

こちらは2007年にイギリスでヒトに感染して話題になったので、覚えてらっしゃる方もいらっしゃるかも知れません。


こちらも、感染はそれほど拡大することなく、(感染者やそれに接した人数百人は念のためにタミフルは飲まされましたが)、沈静しました。


このように、人類はすでに何度か、異なる種類の鳥インフルエンザウイルスの襲撃を受けています。

強毒性として知られているH5N1型については書くまでもありませんが、他にも強毒性のH7N7型の感染が2003年にオランダで、H7N1型の感染は割とあちこちで起きています。


これらのさまざまな表面抗原のインフルエンザウイルスに感染することは、そこから無事に回復した場合、個人の免疫を考えるとこれは素晴らしいことです。

一度感染したウイルスに対しては、全く同じ型であれば(完璧に同じ遺伝子はまずあり得ないのがこのウイルスの困ったところですが)もちろんほとんど感染しなくなりますし、たとえばH5N2型への感染がH5N1型に感染した時に症状が和らぐワクチンになりうることも言われています。

H5N2型を処理して毒性を弱めた生ワクチンを飲ませるということも実際に家禽では行われていますし。



ですが、パンデミックを考えた時には良いことばかりではありません。

これらのH7N2型にしてもH5N2型にしても、これは今のところは低病原性ですが、変異次第でどのような性質に変わるかは誰にもわからないからです。

もしも性質の悪いものに変貌してしまった時には、やはりこのウイルスに対して大多数の人類は免疫を持ちませんから、感染した時に過剰な反応を引き起こす可能性はあります。

できることなら、感染しないに越したことはありません。


流行や、感染者が出たという情報がある地域へ行くことはできれば避けたいものです。

むやみにそれを理由に断るのは問題かも知れませんが、少なくともその事実に関して上司と相談して、リレンザぐらいは持って行きたいものです。




関連タグ : H5N2型, H7N2型, H7N7型, H7N1型, 低病原性鳥インフルエンザ,

コメント
この記事へのコメント
1999年にイタリアで流行したのはH7N1型でした。ですが、この中にサブタイプがあって高病原性と低病原性があるそうです。
この時点で既に低病原性と言っても一概に大したことないと侮れないことがわかりますね。(^_^;)
2009/01/28(水) 15:28 | URL | 管理人 #mQop/nM.[ 編集]
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