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一度かかったらもうかかりませんか?

ここでは、「一度かかったらもうかかりませんか?」 に関する記事を紹介しています。


人間には免疫力がありますし、もちろん哺乳類にはみんな似たような免疫システムが、それ以外の動物にも免疫システムがあります。

だから一度かかった病気には非常にかかりにくくなりますし、その力を利用して病気に罹りにくくするのがワクチンの予防接種です。

新型インフルエンザウイルスに感染しても生き延びたら、同じ型の新型インフルエンザウイルスに感染する確率は著しく低くなるでしょう。

その意味では同じ新型ウイルスには1年ぐらいはまず感染しませんが、もう二度と感染しないかと言われると、それは違います。

ふつうのインフルエンザでもそうですよね、毎年予防注射していてもインフルエンザにかかる人がいることからお分かりかと思います。


どうしてインフルエンザウイルスに何度も感染してしまうのでしょうか?

一つの理由はウイルスが感染するたびに少しずつ姿を変える可能性が高いからです。

天然痘と言う病気が昔ありましたが、ウイルスの変異の割合が少なかったのか、予防注射の普及で地球上から消滅しました。

ところがインフルエンザウイルスの変異に対してはワクチン免疫しても免疫してもその変化に対応しきれない変化を彼らがしてくるのです。

ヒトからヒトへの感染ではそんなに大きく変わることは少ないようですが、鳥から豚、豚から人、鳥から人、豚から鳥、などと種を超えて感染が繰り返されるうちに変異が大きくなっていくのです。

ですから、一度H5N1型の新型ウイルスにかかった人でも、翌年またかかる恐れはあります。

ただ、その時には症状は軽くて済む可能性も高いのですが。


関連タグ : 免疫, 再感染, ウイルスの変異, インフルエンザ, ワクチン,

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