タミフル耐性ウイルスだったらどうすればいいの?

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新型インフルエンザがもしもタミフル耐性ウイルスとして出現したら?

恐ろしくて考えたくはありませんが、その可能性は大いにあります。


というのも2009年1月現在、タミフル耐性ウイルスの出現率はものすごいスピードで上がっているからです。

ソ連型と呼ばれるインフルエンザウイルスは現在、ほとんどすべてがタミフル耐性です。

日本では、理由はわかりませんが、鳥取県で採取されたヒトインフルエンザウイルスの大部分がタミフル耐性を獲得してたのを皮切りに、たった一年でほとんどすべての都道府県のソ連型ウイルスがタミフル体制へと変わりました。。

外国でいえばアメリカ東部、ニューヨークなどでも新しく樹立されたウイルス株のことごとくがタミフル耐性のようですし、ヨーロッパ全体では耐性ウイルスは少なかったのですが、スウェーデンを皮切りに、やはりほとんどが耐性に変わってしまったようです。

どうしてこんなに耐性ウイルスが出てきてしまったのでしょうか?


タミフル耐性ウイルスが増えた理由は、実は全くわかりません。

本来、タミフルが作用する部分はウイルスが増殖して宿主細胞の外に出るときに必須の構造であるために、これが変異することは増殖能力の低下につながるのでそう言うウイルスは増殖できないと予想されていましたが、それは全く覆されてしまったのです。

でも、今のところ、理屈はわかりません。


ただ、鳥取県、ニューヨーク、スウェーデンなどと、脈絡なく出現していることを考えるとタミフルへの耐性獲得はインフルエンザウイルスが自然界で変異を重ねるうちに極めて獲得しやすい形質であったと言う可能性があります。

つまりタミフル乱用が原因ではないと言うことです。

タミフル乱用が原因だとしたら、世界のタミフル使用料の1/3を占めると言う日本全体でこれが出現すべきなのに、そうはなっていないことも、自然におこってしまっている変異であることを示唆します。


かつて、抗インフルエンザ薬として有効であったアマンタジンが、それほど使われたわけでもないのにほとんどが耐性ウイルスに変わってしまったように、自然の突然変異の流れだと言うわけです。

だとすると、ますます、新型インフルエンザウイルスのパンデミックの時には手の打ちようがないと言うことになりますね・・・。


関連タグ : タミフル耐性, ノイラミニダーゼ, 変異, 増殖能力,

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