プレパンデミックワクチンの人体実験の結果は?

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日本において世界に先駆けてパンデミック対策の事件が始まりました。

新型インフルエンザの爆発に備えてプレパンデミックワクチンの事前接種が始まったのです。

中国で鳥から人に感染したH5N1型ウイルスと、インドネシアで同じく鳥から人に感染したH5N1型ウイルスの二つの株を使ってワクチンを作ったものです。

 


二つのウイルス株を作ったのは、遺伝子型が微妙に違うことから、どちらがよりワクチンに適しているかを見る目的もあります。

これまで、ヒトからヒトにうつったものではないウイルス感染症に対するワクチンをこれだけ大量に作製して接種したという事例はありません。

その意味ではある種、大規模な人体実験であるとも言えます。



もちろん強毒性の新型ウイルスへのワクチンとは言っても、毒性に関しては抑え込んで作られているはずで、致死的なものではないと考えられてはいたのですが・・・。

発熱や全身倦怠感はけっこうたくさん認められました。


新型インフルワクチン 接種後 8人入院

1月20日8時3分配信 産経新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090120-00000089-san-soci

 新型インフルエンザのパンデミック(大流行)に備え、医師や検疫所職員らに「プレパンデミックワクチン」を事前接種した結果、5561人中、8人が発熱のため入院したことが19日、厚生労働省の研究班の調査で分かった。

 8人はワクチン接種後30日以内に入院したが、ワクチンの影響とみられるのは38~39度の発熱があった27歳の男性と40歳の男性の2人で、いずれも2日後に退院した。研究班は「重篤な結果ではないが、安全性について追加研究したい」としている。

 ほかにも約2%に37・5度以上の発熱が、約28%に頭痛や倦怠(けんたい)感などがみられたが「いずれも想定の範囲内」(研究班)という。

 事前接種は昨年8月~11月に実施。ワクチンはインドネシアと中国で発生した鳥インフルエンザウイルスから作られた。



パンデミックはヒトからヒトに感染するようになった鳥インフルエンザを想定していますので、今回使ったワクチンでは的確な予防にはなりません。

しかし、部分的には同じであるはずで、ある程度の効果は期待できます。


実際にパンデミックが始まったら、もっとたくさんの医療関係者や電気やガス、救急隊などのライフラインキーパー、あるいは政治家などにも接種する予定です。

その意味では非常に重要な実験でした、この実験は成功でしょうか?


・・・成功だと言えます。

3割近くが頭痛や倦怠を示すなんてとんでもない、そう言う風に非医療関係者は思うかも知れませんが、死につながるような重篤な被害が出なかったことから、このプレパンデミックワクチンは接種可能なワクチンであると言えます。


問題は、どの程度効果があるかと言うことですが、これは感染爆発してみないとわかりません。

タミフルの耐性ウイルスが続々と出現している現在、プレパンデミックワクチンはやはりもっとも大事な新型インフルエンザ対策のひとつです。


関連タグ : プレパンデミックワクチン, 鳥インフルエンザ, 強毒型, 副作用, 人体実験,

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