新型インフルエンザ(鳥インフルエンザH5N1や豚インフルエンザH1N1などの人間感染型)に関する知識とそれへの対策についてまとめてみました。新しい情報は随時追加します。



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抗インフルエンザの新薬開発に関してiza!ニュースでも取り上げられていました。

より詳しく記載がされています。

最後発の富山化学の薬が、世界中の救世主となるかもしれませんね。


国産インフルエンザ新薬、3社が開発競争

2009/02/23 00:47

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/health/224775

一部抜粋して転載しますと、

 開発がもっとも進んでいるのが第一三共の「CS-8958」と、塩野義製薬の「ペラミビル」だ。いずれも治験(臨床試験)の最終段階に入っている。

 両薬とも1回の投与で長期間の効果が得られるのが特徴だ。現在、使われているタミフル、リレンザは1日複数回、複数日間、使用し続けることが必要だ。

[抗インフルエンザ新薬開発について詳報]の続きを読む
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関連タグ : ベラパミル, T-705, CS-8958, 抗インフルエンザ薬, 富山化学,

このサイトでも以前、開発中の新しいインフルエンザ治療薬について記事を書きました。

リレンザ耐性ウイルスは出現しないのか?

という記事です。


その中で私もちらりと書きましたが、新しいインフルエンザ治療薬が開発されています。

インフルエンザウイルスポリメラーゼを阻害する薬剤であるT-705(富山化学)

ザナミビル(リレンザ)の誘導隊で効果や持続性を高めたCS-8958(第一三共)

リレンザやタミフルとは違う機構でノイラミニダーゼ阻害活性を持つペラミビル(日本では塩野義がライセンス)

この三つですね。


私はこの情報は科学雑誌で知ったのですが、

オンラインで他にないかなと思って調べるとこういう記事がありました。


[インフルエンザ治療薬開発について]の続きを読む

関連タグ : 抗インフルエンザ薬, リレンザ, CS-8958, 第一三共,


鳥インフルエンザが人に感染した場合、どうしてあんなに致死率が高いのでしょうか?

人類が全く免疫を持っていないということだけではなくて、人に感染した時の特殊な症状も高い致死率に結びつく原因だと言われています。

香港の症例に関しての記録を見てみると、その特殊な病態が見えてきます。


まず、感染の場所ですが、通常のヒト型インフルエンザでは呼吸器系の粘膜がメインですが、H5N1インフルエンザの場合は確かに咽頭部分にも大量に存在するのですが、直腸や血液からもたくさんのウイルスが分離されているのです。

鳥から鳥へのインフルエンザの感染形式は糞便による経口感染であることはここでも説明しました。

本来トリではインフルエンザというのは主に消化器系の粘膜に感染するウイルスなのです。


ところがヒトに感染する場合、呼吸器系で感染するという進化形式を彼らは選択しました。

これは、鳥と異なり、糞便をする水をそのまま飲むような生活形態をとっていないヒトや豚などで蔓延するには飛沫感染の方が都合がいいことから納得できると思います。

しかしこのH5N1の困ったところは、ヒトに感染しても直腸粘膜や、さらには血液中にも大量にウイルスが存在する全身性の疾患になっていることです。


[鳥インフルエンザウイルスH5N1感染の臨床症状の一つ;血球貪食症候群]の続きを読む

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鳥インフルエンザによる全世界の感染確定者数が先月末で400人を超えました。

そして死者数は254人に達しています。

致死率は63%を超えています。

恐ろしい病気だ、と思うのと同時に、おや?と思う部分があります。


WHOの発表した資料を見るとそれがよくわかるのですが、感染者数や、致死率が国によって非常に偏っているのです。

Cumulative Number of Confirmed Human Cases of Avian Influenza A/(H5N1) Reported to WHO
↑ ↑ ↑
英語ですが、図表ですからわかると思います。


圧倒的に被害を受けているのがインドネシアです。

少し詳しく見て、意味を考えてみましょう。



[鳥インフルエンザに感染しやすい遺伝子を持つ人々]の続きを読む

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新型インフルエンザの人から人への感染によるパンデミックのその時、いかに迅速に効果的な抗体を作れるかどうかは世界人口の趨勢にかかわる重大な問題です。

カナダの感染研究所が報告した計算上の死亡率が14%から33%ですが、ここに効果的なワクチンの使用が加われば、1/3程度まで死亡率を減らせるでしょう。

最大でも10%まで死亡率を減らせれば、人類は、ふたたびそこから立ち上がれれるはずです。



いかに迅速に効果的な方法でワクチンを作るか、この点で日本の化学及血清療法研究所とグラクソ・スミスクライン(GSK)が提携しました。

それぞれの得意分野を組み合わせようというものです。


[パンデミックワクチンを迅速に開発する技術協力]の続きを読む

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万能インフルエンザワクチン開発のニュースが先日ありました。

万能インフルエンザウイルスとはウイルス内部の変異の起こりにくい部分に対してワクチンを作るものです。

通常はウイルス表面の分子に対して抗体を作る方が効果的なのですが、ウイルス内部の構造でも、ウイルスが感染した細胞の表面に出る部分を狙うことで効果が得られるのです。


少々冷めたコメントを書いてしまって申し訳なく思っておりますが、マスコミで報道される印象ほどに簡単な話ではないことはまちがいありません。

内部の構造は外に比べれば変異が起こりにくいようですが、それでも一定頻度で変異は起こるのです。

インフルエンザウイルスの変異率を調べた研究がありますが、それによると、人間などの細胞に感染したウイルスが増幅されて外に出て来た時に発生する変異率は、アミノ酸ベースで見て、50個の子供世代ウイルスに1個の頻度で発生すると計算されています。


具体的に病気の時にどういうことが起こるのかというと、


[完璧なインフルエンザワクチンがどうしてできないのか。]の続きを読む

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