野鳥が大好きな人には申し訳ありませんが、近づかない方がいいとい言うのが現時点での世界中の疫学関係者の共通した意見です。
強毒性鳥インフルエンザウイルスは鳥にとっても脅威です。
日本や韓国でも鶏が多数死んでいることからわかるように、感染が爆発すると手に負えません。
白鳥や鴨の間でも致死的な病気であると知られています。しかし、彼らの中にはそれをある程度克服して生き延びている個体もいると考えられています。
鳥の間ではインフルエンザウイルスは糞便を経由して経口感染しますので、水鳥の間で感染するのですが、それが全身に広がるまでの時間には個体差があるようで、抵抗力の強い水鳥の場合は病気にかかりながらもなんとか移動しながら世界各地に散らばる力があるというわけです。